0114/ヒーリングパートナー 08/自分の中の自分の巻!
■08/自分の中の自分の巻!
ヒーリングという言葉の意味は、「癒す」と直訳されますが、ここではもっと大きく意味を拡げて「つくり
なおす」というようにとらえてみて下さい。
今までの行動スタイルやパターンを再構築するとか、健康、仕事、生活スタイル、精神的なコンディション、
経営、商品……….など何でも、自由な精神のもとにつくりなおすことをすべて、<ヒーリング>と、こ
こでは呼んでいます。
後から出てくる、<デザインし直す>というのも、ヒーリングですからね。だから、建物を建て替えるとか、
壁の色を塗り替える、顔を整形する、新しいクルマに変える、恋人を換える、なども、広い意味でのヒーリ
ングです。恋愛とか、アートとか、そう考えるとみんな、ヒーリングなのですね。
毎度この中で書いているような、空間エネルギーと交わるとか、自分の中の自分をデザインし直すとか、テ
レパシーやリーディング、ヒーリングなどはすべて「実用的な価値」として使えるものです。そこで出てく
るのがエネルギーというシロモノです。エネルギーとは、何かの働きをしてこそエネルギーなので、ガスで
もそうですが、ボンベに入れてしまっておいても何の役に立ちません。使えるモノが、エネルギーですよ。
演劇の人に必要なエネルギーと、舞踊の人に必要なエネルギーは、違うのです。違っていいわけですから、
その人その人なりに、エネルギーを調合して活動するわけです。社長と社員では、必要なエネルギーは違い
ます。おとうさんとおかあさんとでも、もちろん違います。わたしと彼、もちろん違います。違っていいわけです。
前回号では、<もうひとつの自分の中の自分>というテーマで書きました。
自分の中の自分とは、これは誰でもない、本当の「あなた自身」なのです。本当の自分をここでデザインし
て、いいわけです。人は日頃、社会の中や、好きな人の前で、なかなか本当の自分を表現することって、で
きませんね。こんなこと言ったらどう思われるだろうか、とか、嫌われやしないだろうかとか、つい考えて
しまったりすると、常に自分を抑えます。
他人からの評価の眼もこわいです。上司に、「おまえは何てアホなんだ!」と言われれば、言われた人は
「アホ」にされてしまいます。言葉は、時として、<リモコン>にも成り代わります。キミは綺麗だね、と
言い続けていると、綺麗になる<かも>しれません。何をここで言いたいのかというと、自分の中の自分は
、自分のモノなのに、何故か他人に造り上げられてしまっている、ということです。自分の中の自分を<自
分にとりもどす>という、なんて当たり前のことを書いているんだろうと思いつつも、書きます!
自分の中の自分とは、これはズバリ、エネルギー体です。エネルギーにイメージをのせると<働き>になり
ます。自分の中の自分が、働きを起こさないと、これもさっきのボンベの中のガスといっしょで、エネルギ
ーはあるのだけど、何にもしたくない・・・、といって、そのうちこの地球からリストラされます。がんばってい
きましょー。
まず、自分の中にもうひとり自分がして、それが今、どんな風なのかを客観的に、見てみましょう。元気な
自分が見えますか?光っている自分が見えますか?自分らしい自分がいるというのが一番ですが、それではあまりに
も抽象的なので、具体的に、どんな自分が必要か?ということを、イメージでいいですから想ってみましょう。
ただ、ダメですよ。あんまり今の生活とかけ離れたこと考えちゃ。いきなり2億円が欲しいとか、明日結婚した
いとか、来月から社長だ、なんてのはね。すぐそういうことをもっともらしく考える人がいるので、一応一言ネ!
つまらないかも知れませんが、とりあえず、<3分先の自分をつくる>ということからやりましょう。自分の3
分後をイメージしましょう。会社に来たけど、あー仕事したくない、なんていうことがあると、その思い一瞬が、
一日いっぱい引き延ばされて、いやなやる気のない一日になってしまいます。
自分の中の自分だけは元気になって、まず、自分の中の自分に「楽しくはたらけよ!」と言って、指示を出します。
そして、自分が動く前に、自分の中の自分を先に動かすようにします。ここが大切です。自分の中の自分が先に動
いて、後からホントの自分が動く。だって、ホントの自分はやる気ないんだから、やる気のある自分の中の自分が
先に動けば、ホントの自分がそれに従うだけなんですから、ラクチンでしょ。ということなんですよ。
色々な実用的な使い方、たくさんありますけど、それはご相談をお受けしたとき、ひとりひとりにご指導してお
ります。もうひとりの、超越した、自分が必要なときって、あります。人とちがう世界をきわめようと思ったと
き、そこに必要なのは、超越した自分の能力やエネルギーです。それは恋愛でもアートでも、経営でも、健康で
も、格闘技でも、ダンスでも、何でも。そういう自分を、デザインし直すことから、今の自分を超える。超ヒー
リングの世界があらわれるのです。ではまたねっ!