0170/空気と溶け合う呼吸法 ■09/「呼吸でダイエット」の巻

■09/「呼吸でダイエット」の巻


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ではここで「呼吸ダイエット」のお話しをいたしましょうね。
オトコでもオンナでも、長く生きてゆくと、ヒトってどうしても太って
いってしまいます。太るとわかっていれば食事制限して、食べる量を減
らしてゆけばよろしいのでしょうけれど、しかし「生きる=食べる」と
いう因果律からは避けられないようになっているらしく、ほとんどの方
が食欲に負けて、たくさん食べてしまいます。

どうやら「生きる」という意識が強い方ほど、どうしても食欲を減らす
というはなかなか出来ないようになっているみたいです。
「生きる=燃焼」ということではなく、「生きる=蓄える」というのは
人間界でも動物界でも同じらしく、よく食べる人ほど燃焼は出来ていな
いようです。食べたらそれをエネルギーとして蓄える、というように生
物は出来ているのです。

この世の中には空間と物質で構成されていて、空間(天)は軽くて物質
(地)は重くて、物質に空間が含まれれば物質は軽くなり、空間に物質
が含まれれば重くなります。


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ヒトの身体も同じで、物質の中にさらに物質が入れば、沈んで動かなく
なります。「物質の中に物質」とは、肉体の中にさらに食物、という意
味です。それこそ老化現象の元となり、そうなってしまったらどうして
もダイエットが必要になります。

しかし、ダイエットをしたいからと言って、食事を摂らないでおります
と、身体はやせられますが、エネルギーまでもやせてしまいます。
あまり下手な食事制限をしてしまって、怖いのが<リバウンド>というも
のです。みなさん、よくこれでダイエットを失敗しているようです。

リバウンドというのは、たとえば今までは70の食事をしていたのを食事
制限をして50の量でガマンをすることにします。そのおかげで体重は減
り、身体もスマートになっていきます。

しかし本来は70の量の食事をしていた人が「もう体重も落ちたし・・」
という安心感から元の70の量に戻してしまうと、差額の20の分だけ増量
された食事の量をしてしまうことで、身体はその20の分を吸収してしま
うことになり、以前よりもさらに太ってしまうというのが生理的リバウ
ンドの原理です。


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ヒトの身体とは、一旦あるペースでおこなうと、それに慣れてしまうと
いう「慣性の法則」があります。70だった食事量を50の量にしてしまう
と、身体はもう50で慣れてしまいます。そうなるとその人は今後ずっと
50の量のまま続けていかなければなりません。

運動をして、汗をかいて、水分が出るだけで体重を落とそうと考えてい
る方も、すぐリバウンドいたします。所詮、汗は水ですから、水を飲め
ばまたもとどおりになります。
大切なことは<燃焼>させることですから、燃やしたいところの体温を上
げてゆかないと無駄な脂肪は燃えないのですが、一気に運動して汗をか
いてしまうようにすると、燃えるのは脂肪ではなくて糖分となってしま
います。これは<ダイエット>にはならず、純粋な<運動>となります。


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しかし、ここでコマッタのは「食欲」というものです。ここまでガマン
したのだからもういいだろう・・・、という安心感も入ってしまい、ま
たもとの量に戻してしまうのです。


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ダイエットをする側の言い分として、ここまで減らしたのだから、自分
にご褒美をしたくなる気持ちもわかりますが、しかしもうすでに50の量
でやってゆける身体になっているのに欲望だけは70なのです。

しかし、先ほど書きましたように、これは「生きている=食べる」とい
うことなので、しかたがないことなのです。

でも、どうして<ダイエット>って必要なのでしょうね。それは健康とい
うだけではないのだと思います。健康だけでいえば、むしろ少しくらい
ふっくらしている方が<健康的>に見える場合だってあります。
やっぱりヒトの価値観は健康よりも<美>や<見た目>を優先するの
でしょうね。

■呼吸法とダイエット■
(1)呼吸法がうまくゆきますと、まず食欲が減少してゆきます。これは
先にお話しした「カスミを食べる」ことになるからであります。

(2)呼吸法で、下がった内臓が上に上がりますのでおなかあたりがへこ
んでまいりますので、スマートなダンサー体型姿勢になります。

(3)呼吸法で、身体を上と下から引き伸ばす姿勢が作れますので、上下
に身体が伸びてゆくエネルギーの姿になります。

(4)呼吸法で全身にエネルギーが入りますと、意識を自分の内側に置く
ことが出来ますので、外にあるものへ心が向わずに済みます。そのた
めつい食べてしまうという現象が少なくなると思います。

(5)呼吸法で全身がリラックス・脳がリラックスしますと、ストレスも
減少しますので、無駄な食欲が減ります。

(7)呼吸法で横隔膜から下腹あたりまでにエネルギーが入りますと、そ
の部分の体温が上がり、脂肪燃焼力は高まります。

(8)呼吸法で全身にエネルギーが入りますと、そのために体内のエネル
ギーは膨張して身体が軽く動けるようになりますので、当然少ない量
の食事で済むようになります。

・・・とまあ、呼吸法とダイエットの関係を箇条書きしてゆきますと、
なんだかこの呼吸法は、まるでダイエットをするためにある呼吸法のよ
うに思えてきますね。
呼吸を入れるということ自体が、「空気を食べる」というようにとらえ
ておりますので、そう考えたら合点がゆくかと思います。

中国仙道では、空気の中のエネルギーを身体の中に採り入れるために呼
吸法を使うことを<天丹法>と呼んでいます。
<天>とはこの天空の空気を指していい、<丹>とはエネルギーを指してい
います。


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天丹法とは、「空気中のエネルギーを採り入れる方法」ということにな
り、空気ゴハンを食べるという意味になります。しかも、この天丹法が
うまくなると「食欲は減る」ともハッキリと書いてあります。さらに、
口の中にエネルギーが液化した<津液>が頭頂から降りてきて舌に感じる
ようになり、その味はとてもおいしいものである、とも書かれてます。

それは、普通の呼吸みたいに空気を肺の中に入れるだけではなくておな
かの中にまで入れて全身を巡らすことをするからです。

この「おなかの中に入れる」というのが面白いところで、やっぱり胃袋
の中には何らかのセンサーみたいのがついていて、エネルギーに相当す
る何かが入ると満足波動でも脳に伝えるのでしょうね。

そのように考えると、呼吸法がうまくなれば、眼の前の空気はホントに
ただの空気ではない、というように扱えるようになるのです。物理世界
では<フリーエネルギー>というのが研究されていて、「燃料電池」とい
う空気の中から水素を取り出して、それを燃料として使うということを
耳にしますが、やはり空気というのはまだまだ未知なものがあるのでし
ょうね。


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このフリーエネルギーというのは、文字通り「無料のエネルギー」とい
う意味ですね。それと、<オーバーユニティー>という言葉があり、これ
は普通ならば70ある電気を何かに使ってしまうと必ず70からいくつかの
マイナスされた量の電気が残るはずなのですが、逆にそれが増えて戻っ
て来る、ということを指していう言葉です。

つまり、使えば使うほど増えるという意味で、これもフリーエネルギー
の範疇に入ります。

中国仙人仙女ではありませんが、生きれば生きるほどどんどん若くなる
というのが実現すれば、「オーバーユニティー人間」が出来上がるので
しょうね。目の前の<空気>は、自分から入ってゆければ<食べ物>にもな
るのです。

呼吸法にここまで実現力があるかどうかは何とも言えませんが、肉体と
いう物体の中に入っている生命エネルギーを呼吸法で高めることによっ
て、こんなことを思い浮かべてしまいます。


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呼吸法をやった自分と、呼吸法をやらなかった自分のふたりがいたとし
て、その両者を比べたとしたら、いったいどのように差が出るのだろう
か?ということです。
こういうのをパラレルワールド(平行宇宙)といいますが、この両者を
比較すると、なんだかどこかで呼吸法をやってきたりゅう仙人を自分で
見ても、やってきてヨカッタヨカッタ、と思うのでございます。

普通に時間の流れにまかせて生きてゆく身体と、呼吸法という(中国仙
道でいうところの天丹法のことでもあります)、普通ではなかなかやる
機会すらないことをやって自分の身体にエネルギーを入れるメソッドを
やってきた身体とを、なんとなく比較してみると、ときどき何とも言え
ない気分になります。

呼吸法でダイエットのお話しを書くつもりが、なんだかいろいろと書い
てしまいましたが、しかし呼吸法だけでなく、先に書きました中国仙道
そのものが、その全体像を見てみても空気ダイエット体系を作っている
ような感じだと思います。

そう考えたら、この<Air Fondu Method>も同様で、空気と溶け合う呼吸
法なのですから、空気とひとつになって、通常に持っている肉体的欲望
からは少し離れたところに自分の生命的価値観を持つ体系であります。


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食欲という、「生きてゆかなければならない」という生物の意識をどこ
か変えてゆかないかぎり、美しいダイエットはむずかしいことだと思い
ます。食欲をコントロールするということは、生命の根源をコントロー
ルするというものに近く、安易なダイエット食品を食べたから、サプリ
メントを飲んだから、という表面的なものではないものだと、こうやっ
てダイエットについて書いてゆくと、感じるのであります。

りゅう仙人は、(踊りの仕事をしていたこともある関係上)今までに多
くのダイエット志望の方に呼吸法をお教えしてきましたが、成功する人
と失敗する人との違いはどこか明確なものがありました。

それは、ダイエットがうまくいった人は、その人の意識がその人の身体
の内側に向けることがうまかった、ということで、失敗する人はその逆
であります。


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意識がいつも外に飛んでいる人はエネルギーの浪費が激しく、身体の中
にエネルギーを蓄えられず、しかも外に意識が飛んでいるため、すぐに
食欲や遊興に向かいがちになってしまうのです。意識が散漫としている
方はあまり呼吸法も向かないのではないか、とも思ったりいたします。


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ダイエットを学びに来られる方は百パーセント女性ですが、恋愛とか異
性とのお付き合いのことで悩んでいる方はあまりダイエットはうまくい
かない感じでした。それは感情が不安定になり、いつも相手のことばか
り考えていて、心を内に向けて自分の呼吸に意識を向けることが不可能
だったからです。

根性や忍耐で食欲を止めるのも危険な行為です。どうせ、普通の人のお
こなうガマンなど、いつまで続くのかわからないですし、呼吸法をやっ
ているときに「快い脳波」が出ているかどうか、というのが成功と失敗
の分かれ道のように思えます。

いづれにしても、自分の呼吸に意識を向けてゆけないような精神状態で
は、呼吸ダイエットはむずかしいかもしれません。恋愛問題や異性との
交際に悩む方は、先にそちらを解決するなり見切るなりしてからでない
と内呼吸は無理です。


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それでもやりたい、という方には、しばらくの間、エネルギーヒーリン
グをしていって、落ち着いてから呼吸法をお教えするという感じでやっ
てゆくのです。
ダイエットのために必死に呼吸法をするような方には、お教えしても良
い結果が見られず、「呼吸法をやったあとはゴハンがおいしい!」なん
て言われて感謝されてもうれしくないですからね・・・。
ダイエットのことについて書いていましたら、ついこんなに書いてしま
いました。やはり、<食欲>とは深い深~い世界です。

最後にひとつ、呼吸法によるダイエットの救いの言葉・・・。それは痩
せたいところに呼吸を入れるようにしますと、その部分が軽くなって燃
えやすくなって、確かにスリムになります。
それは、顔でも脚でもおなかでも、良い感じになってゆきます。それが
うまくいったら各内臓に呼吸を送りますと、内蔵さんたちはよーく働い
てくれるようになり、良い感じになります。

痩せたいところに呼吸を通すようにすると、そこは<燃焼系>になります
が、逆に言えば<不燃焼系>の身体の人は、やはりエネルギーが無いから
であるといえます。
楽しく身体の中にエネルギーを入れましょう。
だいじょーぶ。
楽しくやれば、うまく行きますよ!


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空気の中に入ってゆきましょう。入っていって、空気を食べてしまえば
いいのです。空気を食べて、エネルギーになれば、だいじょーぶです。
あとは、自分に採り入れた空気エネルギーを、身体のどの部分に送りこ
むかということさえ間違わなければ、だいじょーぶです。だって、ダイ
エットしたいのに、足の裏とかひたいにエネルギーを集めたって、ぜん
ぜんダイエットにもスマートな身体にもなりませんからね。


   (今回のこの記事は下記ホームページで過去に発表されたものです)

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          あなたの想いの奥をリーディングしてお答えいたします
                 http://futari-no-aura.com/
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by shirano-yu | 2014-07-17 06:00 | 空気と溶け合う呼吸法

いきなり外の世界に心を向けようとしないで、いったん自分の脳の中に入りましょう。そこには自由で思い通りの世界があります。まず自分の脳の中に入って、そこからあらためてコントロールをするという手もありますから。


by りゅう