0174/空気と溶け合う呼吸法 ■13/Air Fondu Method(その2)

■13/Air Fondu Method(その2)


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(2)の内を養うについてお話ししてゆきます。内を養うとは、外の空
気の中に含まれるエネルギー粒子を自分の内にに採り入れて育てて養っ
てゆくということを意味しております。

そのエネルギー粒子を身体の内部に蓄え保ってゆくことで、身体の中に
少しずつエネルギーとしてたまってゆき、長いことこういうことを続けてゆ
くとやがてはそのエネルギーが物質的感覚にまでなってゆくのです。

それはまるで金粉を集めていって金塊にするような感じでもあります。

この微細なエネルギー粒子のことを中国仙道では<気>と呼んでおります
が、中国仙道でもこの<気>を身体の中に集めて、身体の中に<気>で作っ
た身体をもうひとつ作る、というようなことを説いておりました。


sirusi
中国仙道では、肉体という、<気>の容れ物に、たくさん<気>を入れて養
って練ってゆくのです。この<気>を身体の中で育ててゆき、この感覚を
温めてゆくようにしてゆくというのです。

こういうメソッドを<天丹法>と言います。天の中に含まれている丹(エネ
ルギー)そのエネルギーが強くなってゆくことが「若返り効果」につなが
るというのです。逆に言えば「老化現象」とは、この肉体の中からエネ
ルギー粒子が減少してゆくしてゆくことですから、これを食い止めるた
めに<呼吸法>ということをしてゆくのです。


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この(2)の「内を養う」は、ふたつのパートに分かれておりまして、
「内にとり込む」と「内を膨張させる」となっております。外にある空
気を感じたら、それを自分の内に摂り入れることが必要です。さらに摂
り入れた空気エネルギーを栄養としてゆかないとなりません。この部分
の詳しいお話しは省略させていただきます。

Air Fondu Methodと中国仙道の呼吸法は、このあたりは少し似ているよ
うです。中国仙道も「老化現象とは身体から<気>が抜けてゆくこと」だ
と言っております。

それで、この<気>が抜けないためには、意識(心の方向)を外に向けすぎ
ず、内に向けましょう、ということを言っております。

外に意識を向けすぎると、その意識に沿って内なるエネルギーも外に漏
れていってしまうのです。だから、いつまでも身体の中にエネルギーを
蓄えて若々しくいたいのならば、身体の中のエネルギーが漏れないよう
にしましょうね、ということです。

意識を内に向ける、とは、自分の身体の内に蓄えたエネルギーを、育て
養うように思うことで、自然に自分の内に意識が向かいます。一番意識
が外に向かいやすい事といえば、愛欲・物欲・恨み・憎しみ・将来への
不安・などという<煩悩>というものがヒトの意識を外に向かう(という
か外に奪われる)ようでありますね。


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ようするに、自分の感情や精神状態が不安定だと、身体の内の生命エネ
ルギーが漏れやすくなる、ということだと思ってください。それと、エ
ネルギーがヘンに有り余っているヒトも、外へ発散発散!というように
向かわそうとするため、エネルギーは漏れやすくなるということです。

ではこの、身体の中に蓄えたエネルギー粒子は、ただ静かにさせてジッ
とおとなしくさせておくだけで良いのかといいますと、それではあまり
エネルギーを養うことは出来ません。

身体の中は思っているよりもとても広く、内臓もたくさんありますし、
長い血管もたくさんありますし、松果体やら視床下部というホルモン系
のセンターや、ツボと呼ばれている部分やチャクラなどと呼ばれている
部分にも、丹田と呼ばれている部分へと、骨で構成されている骨格とい
うところだけを見てもそれこそ身体中のあちこちに拡がっておりますし
指先・足先・鼻先・頭のてっぺんにいたるまで、ということを考えます
と身体の中とは、内宇宙・内世界・小宇宙と言えるくらい広いのです。

その身体の中を、蓄えたエネルギーをぐるぐると、巡らせてあげないと
なりません。空気のエネルギーを、まるで食べるように、口から入った
エネルギーを、まるで地図を見ながら、あちらこちらとめぐらせてゆく
ことで、それが肉体の中に通ってゆくようになるのです。このあたりが
とても大切なのです。

そうやって身体のアチラコチラと巡らせておりますと、エネルギーを送
られた各部分は、とっても喜んでくれるのです。今までは、ただただ時
間につられてエネルギーが減少してゆくことばかりだったものが、やっ
と自分のところにエネルギーが巡ってきてくれるのですから、それはそ
れは無医村に医者がやって来たような喜びを身体の各部は感じてくれる
ということなのです。


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まるで身体の内部にある「型」に何かを流してゆくような感じでエネル
ギーを流してゆくのです。そのためには、自分の身体の内部を感覚出来
るようにならないとこういうことは出来ないのです。外の風景を見るよ
うに、内の風景を見るようになれれば、思ったところでエネルギーを送
ることが出来るようになります。これを内を養うといいます。

内を養うのお話しは、ちょっとむずかしかったでしょうか?
なにしろ、日に日にエネルギーが減少してゆく身体の内部では、ご主人
さまであるあなたが外界からのエネルギーを送ってくれるのを、今か今
かと、口を開けて待っているのです。

外界の空気の中に含まれる微細なエネルギー粒子を採り入れるのは、口
の感覚を使って「食べる」ようにする、ということを今までの中で書い
てまいりましたが、この「口」というのは面白いもので、この部分から
は全身内部世界すべてとつながっているのです。

食事をした栄養は、口から食道を通って胃の中に入り、ここで消化され
て腸で吸収されて、腎臓や肝臓や心臓を通って全身に養分を流してゆき
ますが、考えてみれば、すべて、口とつながっておりますよね。

同じように、空気に含まれる微細なエネルギー粒子を口から入れると、そこ
から全身に巡ってゆきますがただ、食物を採り入れたときと違うのは、意
識的に巡らせてゆかないと、ただ自然勝手にはゆかないということなのです。


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このエネルギーは<意識>を持っておりますので、入ってきたエネルギーに
「肝臓に行ってね」「指先に行ってね」「脳の中に行ってね」というよう
に行き先を告げてあげないと、行き場を失って、また外に流れ出て行って
しまうのです。

このエネルギーは、「対話可能」なエネルギーです。エネルギーと付き合
うには、感覚と意識が必要です。1番目の外を感じるも、外にある空気を
「感じる」のですから、これは「感覚」ですが、でも感じたエネルギーと
付き合うには「意識」を使わないと付き合えません。

よく、気功でもヨーガでも武道でも、採り入れた呼吸を丹田に入れる・落
とす、ということをおこないますが、何年やっても丹田に呼吸が通った気
がしない、ということをよく耳にします。

それはきっと、入れた呼吸を、ただ普通に腹式呼吸で丹田に落とそうとす
るから無理があるわけで、入って来た呼吸に「丹田に行ってゴラン~」と
ちゃんと言ってあげれば、行ってくれるようになるものです。

中国仙道でも、採り入れた<気>を丹田に長いこと蓄えて育て養うことをす
ると書いてありましたし、きっと、そういう本を読んで自己流でやっても
うまくいかない方も多かったのではないかと思います。

だいたい、本なんてものは、売れるために書くわけであって、読んで出来
るようになるためには書いてはありません。面白く楽しくというのを読者
に感じてもらえればそれでよいのであって、そういう本を読んで出来なく
ても、それはそれでよいのだと思います。


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中国仙道では、身体の中には<気>が通るための通り道があるという。それ
は丹田から始まって下の方に向かって脚の間を通って尾てい骨や仙骨を通
り、背骨を上がって頭頂にゆき、そのままひたいに向かって喉を通り胸を
通り、丹田に降りて来るという、回転寿司みたいに一周するこのルートに
<気>を通すことを「小周天」と書いてあります。

<気>をこのルートに通してゆくと、だんだんこのルートが太くなっていっ
て、やがては腕や脚までにも<気>が流れるようになるのです。さらにエネ
ルギーが強くなると、頭頂から抜けてゆき、天空間とつながるようになる
とも書いてありました。


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呼吸法の目的は、空気の中にある微細なエネルギー粒子を体内に採り入れ
るためと、今までたくさん書いてまいりましたが、呼吸法をおこなってい
って感覚や意識が強くなってゆきますと、微細なエネルギー粒子があるの
は、空気の中からのものよりももっと質の高く強いエネルギーが出ている
場所があるということが分かってきます。

それはどこかといいますと、地球の奥中心からのエネルギーです。回転し
ている地球の中から出ている無限の遠心力のエネルギーが止まることなく
この地上にひろがっております。


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それは下から上に向かってゆく噴水のようなエネルギーです。このエネル
ギーが身体を通るとき、強いエネルギー感を感じます。エネルギーは身体
の中心を通り、頭頂に向かい、天に通ってゆきます。
なんだか書いていることが、今までの呼吸法のお話しの枠を超えたことを
書いてしまいましたが、呼吸というのは、何も人間・動物・植物などの生
物だけではなく、この地球も呼吸をしているのです。

回転運動をしながら地球の中心部から天に向かって発している地球の呼吸
と自分が合うようになったとき、本当の意味での「地球とひとつ」の境地
を感じてゆけるようになるのです。

このとき、脳の奥・意識の奥に、ある種の<幸福感>が起きるようになりま
す。今まで、空気の中のエネルギー粒子を採り入れることのお話しをして
まいりましたが、実はこの「地球の中心から上がってくるエネルギー」を
身体に通すための準備段階であるのでした。

自分の肉体と空気のエネルギーをひとつにしてゆくことで、お目当ての地
球の奥中心から来るエネルギーと通じ合うことが出来るようになるのであ
ります。きっと、さらに自分の意識の境地が高まれば、地球のエネルギー
だけではなく、太陽や月・他の惑星・銀河系宇宙からともつながれるよう
になるのでしょう。


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「空気」というのは、このように、いろいろなものとのつながりを作って
くれる、大切な媒体なのであります。たくさんいろいろと書いてまいりま
したが、りゅう仙人はみなさんに呼吸法の「方法を教える」ということを
お伝えする気はありません。そんなことしても、きっと今から始めたとし
ても何年も何年もかかってしまうからです。


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りゅう仙人はみなさんに、「りゅう仙人の持っている感覚意識データ」を
そのまま体感伝達してゆくことだけを考えてますので、きっとりゅう仙人
の呼吸感覚は、簡単に感じていただけるかと思うのです。
こういうのを<代理呼吸>と言ったりします。

内を養うというのが身体で理解出来てくると、ヘンに欲が少なくなって来
るような気がしてくるのが不思議です。それは、一見、ヒトの欲しいもの
って「外にある」ように思っているかも知れませんが、もしかして、ホン
トに欲しいものとは「内にある」ものなのかも知れません。


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こんなことを言いますと、なんだかりゅう仙人らしくない言葉かも知れま
せんが、自分の内を養うようにしてゆくと、外にあるものへの欲望が減少
するというのは確かであります。これはカラダで感じることなのです。
なんだか宗教臭い感じかも知れませんが、ホントのことなんですよ。

欲望が減少するにつれて、執着やら不安やら悩みの根源やらも減少して来
るような感じで、これはホントに「仙人」になっていってしまうのかしら
ねと、思ったりするのですが、きっと、これはとても良い効果なのだろう
と思います。ホシガルモノノトコロニハ・キタラズ、ですからね。キット
ウマクイキマス。ダイジョーブ・ダイジョーブ。

身体の内側から「呼吸エンドルフィン」を出しましょう。あなたの不安定
なアレコレなコマッタ波動が減少してゆきます。
なぜか空気さんと良い関係になると、脳波に、ホルモンに、気分に、発想
に、考え方に、まわりからの見られ方に、変化が起きてくるのです。



   (今回のこの記事は下記ホームページで過去に発表されたものです)

                          035.gif ~*
          あなたの想いの奥をリーディングしてお答えいたします
                 http://futari-no-aura.com/
                      し ら の ゆ き ひ と
                          

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by shirano-yu | 2014-07-21 06:32 | 空気と溶け合う呼吸法

いきなり外の世界に心を向けようとしないで、いったん自分の脳の中に入りましょう。そこには自由で思い通りの世界があります。まず自分の脳の中に入って、そこからあらためてコントロールをするという手もありますから。


by りゅう