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■10/「呼吸法で悩みも楽になるよ」の巻


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「悩み」という精神状態は、エネルギーの不足の時に起きやすくなりや
すいものです。ここでは「悩み」という具体的な状態でなくても、ウツ
とかヒキコモリとか、イライラやクヨクヨや浮遊感や精神的違和感、ス
トレスや絶望感などの状態もこのページの中に含めておりますので、参
考にしてお読みになっていってください。

エネルギーの無い状態のときに、何かイヤなことを言われたり、ちょっ
としたことがうまくいかないと、自分を責めるか相手を責めるか、世の
中がイヤになってしまうか、になるでしょう。

たとえ自分側にエネルギーがあったとしても、その場所に行くとエネル
ギーがダウンする、あの人といるとエネルギーがダウンする、こんなこ
とを考えるとエネルギーがダウンする、ということもよくあることです。

エネルギーの無い状態とは、風船の空気が抜けている状態、ボールやタ
イヤの空気が抜けている状態を指していいます。これは、「呼吸のチカ
ラが無い」「呼吸が抜けている状態」のことです。

それは自分と外界とのバリアのフチが弱まってしまい、ウイルスにおか
されるみたいに、やすやすと自分の内部によろしくないものが侵入され
てしまうことで、免疫も低下している状態です。

つまり、イケナイ波動やワルイ波動が、まるっきりバリアがなくなって
入られてしまっている状態が、「エネルギーの無い状態」なのです。
身体の内部のエネルギーが膨張して大きくふくらんでいれば、変なもの
は入ってこれないのです。


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イヤな場所に行くのはやめましょう。イヤな人と会うのもイヤなことを
考えるのもやめましょう!と言いたいとこですが、しかし仕事やら損得
関係などがからむと、そうは言っていられません。

ひとたび悪いものが入ってしまった状態になってしまうと、悩んでいる
その人は、その悩んでいる「対象物」のことばかりに自分の心が向って
しまい、常にその対象物に対して憎しみを思ったり怒りを感じたり執着
を感じたりで、自分の心はその対象物のことでいっぱいになってしまい
ます。

そしてその状態をもっと解決したくなり、ひとりで悩むか誰かに相談す
るか、文献をあさるインターネットで検索するか、などをしながらその
対象物への解決に意識を向けようということになります。カウンセリン
グやヒーリングや占い相談に行ったりしてしまうかも知れません。ある
いは、おかしな出会い系サイトやダイヤルQ2なんかに電話をしてしま
うかもしれませんよね。

そうやってだんだんアタマの中も悩みの対象のことばかりになりますと
自分の心は、時間が経てば経つほどにつれて、その悩みの対象物にどん
どん向かい奪われてゆき、何としてでもその問題を解決しなければと、
理性の分野や平常心の部分が不安定になります。


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何かひとつのことばかりに意識を奪われるというのは、その対象物がた
とえ良いものでも悪いものでも好きなことでも、必ずそこにエネルギー
のアンバランスが起きるものなのです。
そうなると、さらに自分の心は外へ外へと奪われ、非常に敏感な神経と
敏感な精神状態が起きてしまいます。エネルギーはどんどん失われてま
いります。

もう、心のブロックとか抵抗力とか免疫というものは無くなり、ストレ
スと不安定な精神状態の最高潮に達してしまいます。
そうなりますと、もう悩み解決をしてゆくエネルギーなどは残っており
ません。何かにとり憑かれたように、その悩みの真っ只中に入ってしま
うことになります。

悩みの種類にもよりますが、具体的な悩みならば具体的な解決法は必ず
出てくるものだと思います。
しかし、「悩んでいる」状態というものと、「具体的な答えを探し続け
ている」という状態とは、根本から違うものです。具体的な答えを探し
ている状態のことは悩みとは言いません。

悩みとは、心がその問題に奪われてしまって、解決をする方向に意識が
向っていないまま、平常な精神状態に戻る出口が見つからないでいるよ
うなことを指していいます。


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りゅう仙人は、エネルギー相談をお受けするときは、まず始めに考える
のは、悩みの内容の答えを探してお答えするか、或いは相談者にエネル
ギーを入れて差し上げるか、このどちらが相談者に向いているかを考え
ます。

相談者のエネルギーをリーディングしてみて、その状況を読み取って答
えを告げるだけで解決する場合は、その方が探していたのは「答え」な
のですが、中には、答えを見つけてもまだ気が晴れない方も多くいらっ
しゃいます。

こうやってこうしたら解決だよー、とお話しして、相談者の方もアタマ
では納得理解しても、まだ何だかスッキリしていないのが伝わってまい
ります。そのときは<呼吸ヒーリング>でエネルギーをお送りすることを
いたします。


pspowerspot
ヒトはなぜか、エネルギーが充実していると、外界からのマイナスデー
タを受け入れなくなるのです。ここでいう「エネルギーの充実」とは、
精神的にコトがうまくいっているとか家庭の中が安定しているからとか
恋愛がうまくいっているからとか仕事が順調だからという、外的世界の
充実ということではなくて「身体の中のエネルギーの充実」ということ
を書いております。

ヒトの身体と意識とは、悩むからエネルギーがしぼんでしまうのか、エ
ネルギーがしぼんでしまうから悩みになるのか、その違いの区別をつけ
るのは、まるでニワトリが先かタマゴが先か、のようであります。


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案外多い悩みというのが「恋愛問題」ですが、この場合は「相手の人の
気持ち」というものが相談者のココロをひきずり動かしておりますから
動かされないくらいのエネルギーの膨張感があれば、相手の人にココロ
を振り回されなくなる可能性はあります。

恋愛は、自分と相手が同じ気持ちで向かい合っていればそれは良い恋愛
といえますが、片方だけで盛り上がっているだけですと、「悩み」の状
態となってしまい、りゅう仙人はその状態を<失恋症候群>と呼んでおり
ます。

よく、そういう方からもご相談をお受けしたりいたしますが、相談に来
らころにはもうほとんど「病的な不安定状態」の方が多いのです。

失恋症候群は、ココロを相手の人に奪われて自分が無くなってしまって
感情が不安定になっていて、冷静な思考が出来ない方もたまにいらっし
ゃいます。元々は「人間」なのに、オトコとかオンナとかになってしま
うと、こうもダメになって落ちてしまうのか・・と思ってしまいます。


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「相手の人の気持ちが知りたい」というのが相談者の方の本心です。こ
れは恋愛相談でなくても、仕事のご相談でも「この先はどうなってしま
うのでしょうか・・・・」ということですので、どちらも失恋状態になっている
ということは間違いはありません。

もう、相手の気持ちを気にしている状態では、その恋愛はあまり良い恋愛
ではないのです。恋愛は自分が相手を好きになっているから喜びになって
いるはずなのに、相手の気持ちばかり気になっているのは、すでに「恋愛」
ではないからです。

りゅう仙人にエネルギー相談をしたからといって、相手の人が自分の方
に振り向いてくれるようになったとか、ヨリが戻ったとか、倒れかけた
会社が立ち直った、売り上げが上がった!儲かりました!というような
効果をいきなり求められても困りますよ。りゅう仙人は魔法使いではな
いのですからね。

相談内容に入る前に、とりあえず「自分のココロを戻す」ことから始め
たいと思います。自分の外に出ていってしまって、自分の中がモヌケの
空になっているのから直してゆきます。そのためにはどうしてもエネル
ギーが必要です。


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エネルギーを採り入れるためにはやはり<呼吸法>が必要となります。お
カネが欲しければ働くしかありませんし、エネルギーが欲しければ呼吸
法をするのがよろしいと思います。

と云っても、誰かさんにココロ奪われている状態ですと、どうせマトモ
な呼吸法などおこなうことは不可能ですから、りゅう仙人が呼吸エネル
ギーをお送りするか、或いは呼吸法を学んでいただくかをいたします。

エネルギーが入ってから、またもう一度、相談内容をいっしょに考えて
みると、また違った解決や答えが見られるかと思います。エネルギーの
無い状態で考えると、どうしてもマイナスな思考で考えますので、考え
れば考えるほどマイナスになることもあるからです。

<呼吸法>というものをこのように考えると、ホントに不思議な行為であ
るかと思います。ヒトは、エネルギーで生きているのだと思います。そ
のエネルギーの元は、眼の前の空気の中に含まれている微細なエネルギ
ー粒子を身体の中に採り入れることだといえます。

ただ、呼吸法をやっていてもアタマの中にイヤなことが浮かんで来るよ
うですと、なかなか呼吸法も上達しませんので、そういうときは外から
エネルギーを送ってもらう<エネルギーヒーリング>をしてもらうのがよ
ろしいかと思います。悩んでいるときは、どうしても集中力に欠けたり
いたします。


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エネルギーを採り入れることが出来るようになると、きっといろいろな
「答え」を得ることが出来るようになるんですよ。
おカネというのも、これはエネルギーですが、このエネルギーはちゃん
と見える形をしておりますが、呼吸というのはここで言えば「見えざる
おカネ」ともいえると、りゅう仙人は思っています。

おカネエネルギーも財ですが、呼吸エネルギーも財なのであります。



   (今回のこの記事は下記ホームページで過去に発表されたものです)

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          あなたの想いの奥をリーディングしてお答えいたします
                 http://futari-no-aura.com/
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# by shirano-yu | 2014-07-18 06:35 | 空気と溶け合う呼吸法

■09/「呼吸でダイエット」の巻


suuji01
ではここで「呼吸ダイエット」のお話しをいたしましょうね。
オトコでもオンナでも、長く生きてゆくと、ヒトってどうしても太って
いってしまいます。太るとわかっていれば食事制限して、食べる量を減
らしてゆけばよろしいのでしょうけれど、しかし「生きる=食べる」と
いう因果律からは避けられないようになっているらしく、ほとんどの方
が食欲に負けて、たくさん食べてしまいます。

どうやら「生きる」という意識が強い方ほど、どうしても食欲を減らす
というはなかなか出来ないようになっているみたいです。
「生きる=燃焼」ということではなく、「生きる=蓄える」というのは
人間界でも動物界でも同じらしく、よく食べる人ほど燃焼は出来ていな
いようです。食べたらそれをエネルギーとして蓄える、というように生
物は出来ているのです。

この世の中には空間と物質で構成されていて、空間(天)は軽くて物質
(地)は重くて、物質に空間が含まれれば物質は軽くなり、空間に物質
が含まれれば重くなります。


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ヒトの身体も同じで、物質の中にさらに物質が入れば、沈んで動かなく
なります。「物質の中に物質」とは、肉体の中にさらに食物、という意
味です。それこそ老化現象の元となり、そうなってしまったらどうして
もダイエットが必要になります。

しかし、ダイエットをしたいからと言って、食事を摂らないでおります
と、身体はやせられますが、エネルギーまでもやせてしまいます。
あまり下手な食事制限をしてしまって、怖いのが<リバウンド>というも
のです。みなさん、よくこれでダイエットを失敗しているようです。

リバウンドというのは、たとえば今までは70の食事をしていたのを食事
制限をして50の量でガマンをすることにします。そのおかげで体重は減
り、身体もスマートになっていきます。

しかし本来は70の量の食事をしていた人が「もう体重も落ちたし・・」
という安心感から元の70の量に戻してしまうと、差額の20の分だけ増量
された食事の量をしてしまうことで、身体はその20の分を吸収してしま
うことになり、以前よりもさらに太ってしまうというのが生理的リバウ
ンドの原理です。


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ヒトの身体とは、一旦あるペースでおこなうと、それに慣れてしまうと
いう「慣性の法則」があります。70だった食事量を50の量にしてしまう
と、身体はもう50で慣れてしまいます。そうなるとその人は今後ずっと
50の量のまま続けていかなければなりません。

運動をして、汗をかいて、水分が出るだけで体重を落とそうと考えてい
る方も、すぐリバウンドいたします。所詮、汗は水ですから、水を飲め
ばまたもとどおりになります。
大切なことは<燃焼>させることですから、燃やしたいところの体温を上
げてゆかないと無駄な脂肪は燃えないのですが、一気に運動して汗をか
いてしまうようにすると、燃えるのは脂肪ではなくて糖分となってしま
います。これは<ダイエット>にはならず、純粋な<運動>となります。


sirusi
しかし、ここでコマッタのは「食欲」というものです。ここまでガマン
したのだからもういいだろう・・・、という安心感も入ってしまい、ま
たもとの量に戻してしまうのです。


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ダイエットをする側の言い分として、ここまで減らしたのだから、自分
にご褒美をしたくなる気持ちもわかりますが、しかしもうすでに50の量
でやってゆける身体になっているのに欲望だけは70なのです。

しかし、先ほど書きましたように、これは「生きている=食べる」とい
うことなので、しかたがないことなのです。

でも、どうして<ダイエット>って必要なのでしょうね。それは健康とい
うだけではないのだと思います。健康だけでいえば、むしろ少しくらい
ふっくらしている方が<健康的>に見える場合だってあります。
やっぱりヒトの価値観は健康よりも<美>や<見た目>を優先するの
でしょうね。

■呼吸法とダイエット■
(1)呼吸法がうまくゆきますと、まず食欲が減少してゆきます。これは
先にお話しした「カスミを食べる」ことになるからであります。

(2)呼吸法で、下がった内臓が上に上がりますのでおなかあたりがへこ
んでまいりますので、スマートなダンサー体型姿勢になります。

(3)呼吸法で、身体を上と下から引き伸ばす姿勢が作れますので、上下
に身体が伸びてゆくエネルギーの姿になります。

(4)呼吸法で全身にエネルギーが入りますと、意識を自分の内側に置く
ことが出来ますので、外にあるものへ心が向わずに済みます。そのた
めつい食べてしまうという現象が少なくなると思います。

(5)呼吸法で全身がリラックス・脳がリラックスしますと、ストレスも
減少しますので、無駄な食欲が減ります。

(7)呼吸法で横隔膜から下腹あたりまでにエネルギーが入りますと、そ
の部分の体温が上がり、脂肪燃焼力は高まります。

(8)呼吸法で全身にエネルギーが入りますと、そのために体内のエネル
ギーは膨張して身体が軽く動けるようになりますので、当然少ない量
の食事で済むようになります。

・・・とまあ、呼吸法とダイエットの関係を箇条書きしてゆきますと、
なんだかこの呼吸法は、まるでダイエットをするためにある呼吸法のよ
うに思えてきますね。
呼吸を入れるということ自体が、「空気を食べる」というようにとらえ
ておりますので、そう考えたら合点がゆくかと思います。

中国仙道では、空気の中のエネルギーを身体の中に採り入れるために呼
吸法を使うことを<天丹法>と呼んでいます。
<天>とはこの天空の空気を指していい、<丹>とはエネルギーを指してい
います。


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天丹法とは、「空気中のエネルギーを採り入れる方法」ということにな
り、空気ゴハンを食べるという意味になります。しかも、この天丹法が
うまくなると「食欲は減る」ともハッキリと書いてあります。さらに、
口の中にエネルギーが液化した<津液>が頭頂から降りてきて舌に感じる
ようになり、その味はとてもおいしいものである、とも書かれてます。

それは、普通の呼吸みたいに空気を肺の中に入れるだけではなくておな
かの中にまで入れて全身を巡らすことをするからです。

この「おなかの中に入れる」というのが面白いところで、やっぱり胃袋
の中には何らかのセンサーみたいのがついていて、エネルギーに相当す
る何かが入ると満足波動でも脳に伝えるのでしょうね。

そのように考えると、呼吸法がうまくなれば、眼の前の空気はホントに
ただの空気ではない、というように扱えるようになるのです。物理世界
では<フリーエネルギー>というのが研究されていて、「燃料電池」とい
う空気の中から水素を取り出して、それを燃料として使うということを
耳にしますが、やはり空気というのはまだまだ未知なものがあるのでし
ょうね。


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このフリーエネルギーというのは、文字通り「無料のエネルギー」とい
う意味ですね。それと、<オーバーユニティー>という言葉があり、これ
は普通ならば70ある電気を何かに使ってしまうと必ず70からいくつかの
マイナスされた量の電気が残るはずなのですが、逆にそれが増えて戻っ
て来る、ということを指していう言葉です。

つまり、使えば使うほど増えるという意味で、これもフリーエネルギー
の範疇に入ります。

中国仙人仙女ではありませんが、生きれば生きるほどどんどん若くなる
というのが実現すれば、「オーバーユニティー人間」が出来上がるので
しょうね。目の前の<空気>は、自分から入ってゆければ<食べ物>にもな
るのです。

呼吸法にここまで実現力があるかどうかは何とも言えませんが、肉体と
いう物体の中に入っている生命エネルギーを呼吸法で高めることによっ
て、こんなことを思い浮かべてしまいます。


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呼吸法をやった自分と、呼吸法をやらなかった自分のふたりがいたとし
て、その両者を比べたとしたら、いったいどのように差が出るのだろう
か?ということです。
こういうのをパラレルワールド(平行宇宙)といいますが、この両者を
比較すると、なんだかどこかで呼吸法をやってきたりゅう仙人を自分で
見ても、やってきてヨカッタヨカッタ、と思うのでございます。

普通に時間の流れにまかせて生きてゆく身体と、呼吸法という(中国仙
道でいうところの天丹法のことでもあります)、普通ではなかなかやる
機会すらないことをやって自分の身体にエネルギーを入れるメソッドを
やってきた身体とを、なんとなく比較してみると、ときどき何とも言え
ない気分になります。

呼吸法でダイエットのお話しを書くつもりが、なんだかいろいろと書い
てしまいましたが、しかし呼吸法だけでなく、先に書きました中国仙道
そのものが、その全体像を見てみても空気ダイエット体系を作っている
ような感じだと思います。

そう考えたら、この<Air Fondu Method>も同様で、空気と溶け合う呼吸
法なのですから、空気とひとつになって、通常に持っている肉体的欲望
からは少し離れたところに自分の生命的価値観を持つ体系であります。


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食欲という、「生きてゆかなければならない」という生物の意識をどこ
か変えてゆかないかぎり、美しいダイエットはむずかしいことだと思い
ます。食欲をコントロールするということは、生命の根源をコントロー
ルするというものに近く、安易なダイエット食品を食べたから、サプリ
メントを飲んだから、という表面的なものではないものだと、こうやっ
てダイエットについて書いてゆくと、感じるのであります。

りゅう仙人は、(踊りの仕事をしていたこともある関係上)今までに多
くのダイエット志望の方に呼吸法をお教えしてきましたが、成功する人
と失敗する人との違いはどこか明確なものがありました。

それは、ダイエットがうまくいった人は、その人の意識がその人の身体
の内側に向けることがうまかった、ということで、失敗する人はその逆
であります。


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意識がいつも外に飛んでいる人はエネルギーの浪費が激しく、身体の中
にエネルギーを蓄えられず、しかも外に意識が飛んでいるため、すぐに
食欲や遊興に向かいがちになってしまうのです。意識が散漫としている
方はあまり呼吸法も向かないのではないか、とも思ったりいたします。


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ダイエットを学びに来られる方は百パーセント女性ですが、恋愛とか異
性とのお付き合いのことで悩んでいる方はあまりダイエットはうまくい
かない感じでした。それは感情が不安定になり、いつも相手のことばか
り考えていて、心を内に向けて自分の呼吸に意識を向けることが不可能
だったからです。

根性や忍耐で食欲を止めるのも危険な行為です。どうせ、普通の人のお
こなうガマンなど、いつまで続くのかわからないですし、呼吸法をやっ
ているときに「快い脳波」が出ているかどうか、というのが成功と失敗
の分かれ道のように思えます。

いづれにしても、自分の呼吸に意識を向けてゆけないような精神状態で
は、呼吸ダイエットはむずかしいかもしれません。恋愛問題や異性との
交際に悩む方は、先にそちらを解決するなり見切るなりしてからでない
と内呼吸は無理です。


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それでもやりたい、という方には、しばらくの間、エネルギーヒーリン
グをしていって、落ち着いてから呼吸法をお教えするという感じでやっ
てゆくのです。
ダイエットのために必死に呼吸法をするような方には、お教えしても良
い結果が見られず、「呼吸法をやったあとはゴハンがおいしい!」なん
て言われて感謝されてもうれしくないですからね・・・。
ダイエットのことについて書いていましたら、ついこんなに書いてしま
いました。やはり、<食欲>とは深い深~い世界です。

最後にひとつ、呼吸法によるダイエットの救いの言葉・・・。それは痩
せたいところに呼吸を入れるようにしますと、その部分が軽くなって燃
えやすくなって、確かにスリムになります。
それは、顔でも脚でもおなかでも、良い感じになってゆきます。それが
うまくいったら各内臓に呼吸を送りますと、内蔵さんたちはよーく働い
てくれるようになり、良い感じになります。

痩せたいところに呼吸を通すようにすると、そこは<燃焼系>になります
が、逆に言えば<不燃焼系>の身体の人は、やはりエネルギーが無いから
であるといえます。
楽しく身体の中にエネルギーを入れましょう。
だいじょーぶ。
楽しくやれば、うまく行きますよ!


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空気の中に入ってゆきましょう。入っていって、空気を食べてしまえば
いいのです。空気を食べて、エネルギーになれば、だいじょーぶです。
あとは、自分に採り入れた空気エネルギーを、身体のどの部分に送りこ
むかということさえ間違わなければ、だいじょーぶです。だって、ダイ
エットしたいのに、足の裏とかひたいにエネルギーを集めたって、ぜん
ぜんダイエットにもスマートな身体にもなりませんからね。


   (今回のこの記事は下記ホームページで過去に発表されたものです)

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          あなたの想いの奥をリーディングしてお答えいたします
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# by shirano-yu | 2014-07-17 06:00 | 空気と溶け合う呼吸法

■08/「内呼吸で自分をヒーリング」の巻


suuji01
うまいこと呼吸法を使って、身体の中に空気のエネルギーを蓄えて育て
養ってゆきますと、身体の中には、肉体ともうひとつ重なって存在して
いるう<呼吸のカラダ>が出来あがってゆくようになります。

かの中国仙道でも、肉体の中にもうひとつ「気で作ったカラダを作る」
というようなことを書いてありました。ヒトの身体というのは肉体とエ
ネルギー体との二重重ねだよと云っておりました。

呼吸法をやって「若返る」というのは、このように、肉体の中にもうひ
とつエネルギーのカラダを作って、これを育ててゆくのだなと、身体の
感覚でわかるようになりました。
「呼吸ってホントに未知なる可能性がありますね!」ということが、こ
のような体感を重ねてゆくと、つくづく思うのです。

こうやって、毎日の呼吸法を楽しんでゆけばゆくほど、身体の中には空
気のエネルギーがたくさん蓄えられてゆきます。


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それはホントに<呼吸のカラダ>を育ててゆくという感じです。そんな感
じになると、自分の肉体というのは空気を入れるためのタイヤみたいな
役割をしているんだ、というのがわかります。

ただ、この感覚がわかるには、時間がかかると思いますが、それでもこ
の感覚を理解できれば、この上ない財産であるといえます。毎日が快感
なのです。これこそ「清明の聖楽」といえるものでそしょう。

こういう世界のものは、有るといえば有る・無いといえば無い、とも言
われるものですので、その有る・無いの境目とは、やはり<意識>である
といえるのです。自分の身体の内部に自分の意識を向けることによって
その<呼吸のカラダ>が「有る」と感じたりできますが、自分の身体の内
側に意識を向けるような感性の無い方には「無い」と感じるでしょう。

ある次元のエネルギーとは、主観感覚が優先します。おそらく、意識を
集めること、意識を向けることによって、その意識先にエネルギーが集
合して「有る」が具現するのだといえます。

呼吸法とは、この「有る」「無い」の感覚が起こせるか起こせないかと
いうところでうまい・へたが出てくるといえるのです。日頃の社会や日
常では客観感覚が優先しますが、こういう世界では主観感覚が優先しま
すので、これからこのサイトをお読みになってゆく上で、この感覚の意
味を理解しながら読み進めていってくださるよう、お願いしますね。


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わかりやすい老化現象のお話しをしましょう。
タイヤから、肉体から、空気が減ってくると、車を走らせていても、な
んだか重い感じになってきます。なんだか前に向っていってないような
地面にベタッとしたような感じになりますね。老化現象って、そんな感
じを言うのですね。

あの大きいジャンボジェットだって、着陸するときはタイヤで着地する
のですが、そう思うと「空気」ってホントにすごい役目をしているもの
だと思います。

呼吸法をやっていって、身体の中に空気さんがたくさん入っていてくれ
ると、身体の中で空気エネルギーが「膨張」して身体は軽くなります。
これを<落ちない身体>と名付けています。タイヤでもボールでも風船で
も気球でも、空気が入ると、中で空気がふくらんでふわ~~っとします
ね。ヒトの身体も同じなのです。これも「若返り」のひとつのスタイル
だと思います。


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身体の中の呼吸エネルギーが膨らむことによって身体が軽くなって、身
体の体重が一番かかる足の裏に体重がかからなくなりますと、脚の肉も
必要以上に太くならずに、ダイエット効果にもなるみたいです。

脚の中に呼吸がたくさん通るようになりますと、脚の中の呼吸がふわー
ーっとふくらみますので、そうなればタイヤの中に空気が入ったのと同
じになり、極端な言い方で表現しますと地面から浮いた状態になって体
重のかかり方が変わるわけです。そうなりますと、そこには余計な肉は
不必要となり、その部分は締まってくるのです。コレはホントです。

同じような話しは、武道の世界でもあるみたいです。身体を使って動き
の表現をす方は、武道の身体の使い方を学んでいる方が多くいらっしゃ
るみたいですね。

これもある武道の本に書いてあったことですが、身体を軽く軽~くして
ゆくと、それこそ葉っぱを積んだ上に座っても葉っぱがつぶれないらし
いのです。あるいは濡れた紙の上を歩いても紙を破らずに歩くとか、と
いう話しも聞いたことがあります。水の上を歩く話しも出たりします。


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まあ、実際はそんなこと出来ないと思いますが、ようするに、地球の上
に生きていれば重力が起きて、引力は絶えず、それはあたりまえの話な
のですが、この重力と引力がヒトのエネルギーを吸い取っているという
のは事実なのです。この重力と引力を少しでもキャンセルできれば、ヒ
トの身体の中にあるエネルギーは、火事場の馬鹿チカラのごとく湧き出
るといわれています。そういうヒトの身体は、とっても軽いのです。

これを武道の世界では<浮き身>とか<浮き舟>とか言うみたいです。中国
武術の用語では<軽身功>と言うようです。

しかし、そんな軽い身体で「武道」だなんて、普通なら「軽い=弱い」
というイメージを思ってしまいますが、しかしこれが何と逆なのです。
りゅう仙人は武道家ではないので、あまり偉そうなことを書くのはひか
えますが、エネルギーのある身体というのは「軽い」のであります。そ
の軽さとは「膨張したエネルギーの身体」ということなのです。

その軽い身体でひとたび技をかけると、その見た目によらずすごいエネ
ルギーが起きているらしく、軽く触れただけで、ヒトが軽くつぶれてし
まうくらいのエネルギーが起きるみたいです。

しかも、そんな強い人は、見た目もとっても優しそうに柔らかそうに見
えて、とっても「武術家」とは見えないのでありあます。もちろんりゅ
う仙人はそういう武術家とお会いしたことは何度もありますので、この
目でそういう現象は見ております。


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しかも、かなりのご高齢であっても、軽くて柔らかい身体使いで、若い
人が何人もかかっていっても、柔らかい技で、スルリとかわす動きやポ
ンポン投げ飛ばす動きを見ても、とても美しいのであります。そういう
方の身体を見ておりますと、「身体が地面から浮いている」という感じ
を見受けます。不思議・不思議ですよね。

そういうチカラは筋肉から出るチカラではなく、天地とつながった時に
出るチカラですので、日常的な筋肉の必要な場面ではあまりそのチカラ
は役に立たないかも知れません。日常で重いものをかついだり持って歩
くときは、やはり「筋肉のチカラ」はアタリマエに必要ですよ。

りゅう仙人も、いつまでも、この呼吸法で身体が軽く軽~くいれますよ
ーに!という気持ちで呼吸法をやっているのですが、たまにわざと、疲
れるようなことをやって、わざと呼吸法をやらずに何時間か過ごし、そ
こで疲れを感じてみて、そこでやっと呼吸法をやってみるようなことを
します。


suuji07
そうやって数分間、眼の前の空気さんといっしょになって、身体の中に
微細なエネルギー粒子を入れて、身体の中のあちこちに呼吸を通します
ととっても身体が軽くなるのです。まるでボールの中の空気が膨らんで
ゆくような感じです。

身体の中にエネルギーが入れば、ふくらんでふわーーっとしてきます。
そうなれば、「タイヤに空気」「スポンジに水」「ボールに空気」の如く、
身体は再びよみがえって来てくれるのであります。

このように、<呼吸法>をおこなうことは、<セルフヒーリング>になるの
です。


pspowerspot
若返りや不老不死をテーマに掲げている中国仙道は、こういうヒーリン
グメソッドの集大成といえるものなのです。すり減ったものを戻す、と
いうのが癒しなのです。

この世の中では誰も自分のことを癒してはくれませんからね。いくら愛
する人がいるといえども、それ自体癒しにはなならいわけですから。ヒ
トを愛するためのエネルギーを得るためにもぜひぜひ、セルフヒーリン
グを身に着けておきましょうね。

そうでなくてもこの世の中はコマッタチャンがいっぱいですから。


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呼吸法といっても、それをするために自然の中に行かなければいけない
とか、服装はこうでなければいけない、というのはありません。それこ
そりゅう仙人は歩きながらでも、パソコンの前でも、イタリアンレスト
ランでおいしいワインを飲みながらでも、音楽をかけて踊っているとき
でも、いつでもどこでもやってしまいます。

なにしろ、この内呼吸には、決まった形を作るようなメソッドもありま
せんし、身体内部感覚を作り上げることがメインですから、誰かそばに
ヒトがいたとしても、そこで呼吸法をやっていることすら見抜かれない
のです。電車の中でも、おしゃべりしながらでも、踊りながらでも歩き
ながらでも、飲みながらでも、デパートで買い物をしながらでも、デー
トの最中でも、いつでも出来るのですから。

いつまでも空気さんが眼の前にいる限り、この呼吸法はずっと使えるの
です。どこにいっても空気さんは眼の前にいてくれますので、内呼吸が
出来ない場所は無いと思います。

りゅう仙人は、よくステージの上で踊りながらこの内呼吸をやっており
ました。踊るっていうのは何とエネルギーが要ることでしょう。毎秒毎
秒エネルギーを必要としますので、毎秒毎秒エネルギーを採り入れない
といけません。


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内呼吸は、慣れるとわずか3秒でエネルギーが身体の中に入るようにな
りますので、とても便利です。それは、頭上の空間から頭頂を通じて身
体の中に引き降ろして来るような感覚でおこなっています。だいじょー
ぶです。どうせ観客にはまさかステージの上で充電呼吸をやっているだ
なんて、絶対にバレませんから。


tobukumoo
りゅう仙人の呼吸法をおこなっている時の呼吸波動データをあなたにお
送りして差し上げることを<呼吸ヒーリング>といいます。
ヒーラーのみなさんからよく聞くことですが、患者さんたちにエネルギ
ーを送ると「疲れる」といいます。或いは「悪いものを受けてしまう」
とも言います。

自称「そんなことは無い」といわれる流派の方々も、各個人に聞きます
と「疲れる」といいます。

それはきっと「エネルギー」そのものを送ってしまうから「疲れる」の
でしょう。りゅう仙人は「エネルギー」そのものは送らず、呼吸エネル
ギーの「データ」をお送りするので、ほとんど疲れは起きません。

このあたりが大切な部分です!


suuji10
エネルギーそのものを送ってしまいますと、自分のエネルギーの「切り
売り」となりますが、「データ」というのはいくらコピーしても、パソ
コンのデータのようなもので、劣化も無く、いちいち疲れるわけでもな
いのです。

一口に呼吸法と云っても、肉体的感覚を使う呼吸法と、空気的感覚を使
う呼吸法のふたつがあります。
肉体的感覚優先の呼吸法は、自分自身そのものを強める呼吸法ですが、
その方法でおこなう呼吸法でヒーリングをおこないますと、それは「切
り売り」しながら自分のエネルギーを他者に送るので、当然自分自身は
疲れるわけです。

しかし、自分自身のチカラでなく、空気的感覚を使って(つまり眼の前
の空気を自分の味方にする)の呼吸法でヒーリングならば、それはすで
に自分のチカラではありませんので、「(あまり)疲れない」ということ
になります。


suuji11
ちゃんとしたセルフヒーリングというのは、自分の中の呼吸を自分の中
の疲れているどこかに向って、自分で自分にエネルギーを送ることを言
います。たとえば肝臓に送るとか横隔膜に送るというようなことです。

そうやって考えると、自分という本体の中に<送る側>と<受ける側>とい
う、ふたりの自分がいるようになってまいります。呼吸を吸う自分と呼
吸を吐く自分です。

セルフヒーリングの場合は、「自分から自分」という流れになりますが
他者をヒーリングする場合は、そうやって「自分から自分」へおこなう
ヒーリングのシステムをそのまま他者に使うことが出来ます。

それは、もし肝臓にエネルギーが必要、或いはどこかのチャクラあたり
にエネルギーが必要、筋肉や骨格にエネルギーが必要ということがあれ
ば、それを「自分から自分」へとヒーリングをしてみるのです。


suuji12
自分で自分にヒーリングしている状態を、そのまま他者に転送すること
で、「自分から自分・自分から他者」を同時に出来るようになります。
ということは、逆に言えば、他者ヒーリングすることで、セルフヒーリ
ングにもなる、ということになります。

ヒーリングにおいては、自分と他者が同一軸に存在させることが可能で
あるということになります。おわかりになりますでしょうか?
これもまた「空間次元」というものであります。
空間次元においては、自他同軸次元ともなります。

りゅう仙人の「呼吸をしているいい感じの状態」をそのまま相手の方に
お送りできれば、きっとハッピーハッピー波動が伝わりますので、スト
レスやエネルギー減少にも良い影響が伝わるのではないかと思います。

自他同軸意識になれば、自分のために吸いいれた呼吸は、すなわちヒト
のためにもなりますし、ヒトのために呼吸を入れてあげるためには、自
分にも入れることが出来ないと、ヒトのためにもならない、ということ
です。


suuji13
よくヒーラー志望の方で、自分にぜんぜんチカラがないのになぜかヒト
のためになりたくてヒーラーの世界に入る方がいらっしゃいますが、こ
う考えますと、けっこう無謀な考えといえます。

ヒーリングはボランティアではありませんし、ボランティア精神も不要
です。ヒーリングは大きなお世話では出来ませんし、小さな親切でも出
来ないシロモノです。

自分と相手が対立し合っている状態では<ヒーリング>は不可能です。さ
あ!エネルギーを送るよ!というように送るのはピストルのタマを打つ
みたいになってしまいますからね。そんな感じでエネルギーを送っても
らっても、きっと「癒し」にならないのでしょうね。

本人はヒーリングをやっているつもりでも、された側はぜんぜん癒され
ていない、ということでしょう。愛しているつもりがストーカーになっ
ていた、というのと同じです。ヒーリングは愛と似ているところがあり
ますので、見えないエネルギーを使うといっても、見えなくてもちゃん
とコントロールできる、というくらいになっていないと、結果的に邪気
を送り込んでしまうということだって、充分有り得るハナシなのです。


suuji14
現役のプロのスポーツをやっている人が呼吸法をやるとか、バレリーナ
が呼吸法をやるとか、歌舞伎役者が呼吸法をやるとか、カリスマ料理人
が呼吸法をやるのも手のひらにパワーが入って良いかもしれません。絵
描き、歌手、ピアニスト、落語家などの方々が呼吸法をマスターしてセ
ルフヒーリングがうまくなれば、何だかもっともっと能力や才能が高ま
って、素敵素敵になってしまう感じになると、いいですよね。

呼吸法にも、いろいろな「流派」があると思います。武道系の呼吸法な
どでは呼吸でヒトを飛ばしたり投げたりするでしょうし、ヨガなどでは
クンダリーニを上げましょうといいますし、有酸素系トレーニングでは
身体を燃焼させましょうといいます。

Air Fondu Methodは、空気と溶け合ってひとつになることで、地球のエ
ネルギーを自分のものにしようとする内容です。「ひとつになる」とい
ことが強くなると、空気さんと深い関係となって、大自然的な愛という
ものも感じて来ることにも通じるようになります。この状態も、大いな
るヒーリング状態ですよね。とってもこれは、一生の宝になるももだと
いえるのです。


suuji15
先ほど書きました<軽い身体>のことですが、呼吸法で身体の中に空気の
エネルギーがたくさん入るようになりますと、身体が地面に落ちない状
態が出来ます。エネルギーが抜けてきますと、身体が地面に落ちてしま
います。

この状態を「居つき」といい、一番融通の利かない身体なのです。重心が
ベタっと落ちた身体です。ほおっておけば、そのまま地面の中にめり込ん
でしまうかも知れません。寝たきりの身体と同じです。そうならないために
も、身体の中にたくさんたくさんエネルギーを入れてゆくようにしましょうね。




   (今回のこの記事は下記ホームページで過去に発表されたものです)

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# by shirano-yu | 2014-07-16 07:00 | 空気と溶け合う呼吸法

■07/「あなたを美しくデザインいたします」の巻


suuji01
いままで書きましたように、目の前の「空気さん」と仲良くなってゆき
ますと、身体の中に空気の中に含まれる微細なエネルギー粒子が入って
来てくれるようになります。
このことを<呼吸法>と呼ぶのですが、実際におこなう呼吸法は、みなさ
んがイメージしている「息をする」という感じよりも「空気を食べる」
に近い動作をしております。

空気には、まるで栄養があって、口に入れて咀嚼して、それをおなかに
入れて・・・という感じの呼吸法なのです。普通おこなっている日常的
な呼吸を<外呼吸>といい、身体の内部に入れて体内を巡らせてゆくよう
な特殊な呼吸法を<内呼吸>と呼びます。

外呼吸は呼吸器で採り入れた空気を肺の中まで運びますが、内呼吸はさ
らに身体の中の、内臓・血管・経絡・全身の各部にまで運ぶ呼吸をその
ように呼びます。英語ではリスピレーションと言います。リスピレーシ
ョンの原型言葉はみなさんご存知のインスピレーションです。吸気とい
う意味です。一度吸ったものを、再び吸い入れることをリスピレーショ
ンといいます。あたまについている<リ>がそういう意味を持っておりま
すよね。


suuji02
<Air Fondu Method>でおこなう呼吸法はこの<内呼吸>です。食べ
た空気をまずはおなかの中に入れます。そして、そのおなかの中にもっ
とたくさん空気のエネルギー粒子を入れて、もっともっとさらにおなかの中
に空気のエネルギーが実感できるくらいまで育ててゆきます。

そうしましたら、おなかの中の空気のエネルギー粒子をもっと奥深く身
体の中で移動させて体内循環させてゆくのです。

これは、身体の中に循環させるルートはだいたい決まっていて、下腹か
らもっと下に行って、尾てい骨と仙骨あたり、それから背骨に沿って上
に上がり、頭頂まで行ってひたいの方に降りてきて、そこから口の中に
入り、のどを通って胸を通って、またおなかの中に戻る、という一周を
するのです。

実際は、もっといろいろなことをするのですが、文章では書けませんの
で簡単に書きましたが、この一周することを中国仙道では「小周天」と
呼び、かなりスタンダードなメソッドなのです。

りゅう仙人もこういうことをやっています。


sirusi
さらに、この小周天以外にも、腎臓・肝臓・肺・胃・心臓・小腸・大腸
膀胱・脾臓・胆嚢、の内臓たちや、松果体・視床下部・副甲状腺・副腎
膵臓・性腺にエネルギーを通したり、ひたいの丹田・胸の丹田・下丹田
へと、その他は、骨格の中、血管の中、脳の中、五官部分、などなどと
まるで身体の中を旅行するみたいに、あちらこちらと、エネルギーで巡
っているのです。


suuji03
こういうことをやっていますと、今までいかに身体の中に空気のエネル
ギー粒子が来ていなかったんだなーと思うようになります。今まで無か
ったというか、もしかしてあったのだけど減少してしまっていたという
のならば、この先こうやって身体の各部に呼吸を送ってゆけばどんどん
「若返り」が出来るというものです。

こんなことをやっていると、ホントに<空気>って不思議不思議だなと感
じる毎日なのです。

まるで、空気の中に栄養素があって、それを身体の中に採り入れて、肉
体の中にもうひとつ<呼吸のカラダ>を作ってゆくようになれるのです。
肉体というのは、まるで手袋みたいなもので、肉体の中に空気のエネル
ギー粒子を入れてゆくことで、肉体の内部が充実してゆくような気がし
てくるようになります。

うーん、考えれば不思議で不思議です。前にも書きましたが、りゅう仙
人は元々そんなにパワーあふれるタイプでもありませんし、身体ガッチ
リなタイプでもありませんし、筋肉隆々でもありませんが、このような
呼吸エネルギーが入ると、なんだかとっても不思議な元気エネルギーが
入ってくるのです。

呼吸法デザイナーでもありますし、呼吸法の先生でもあるりゅう仙人で
すから、常に自分自身が<作品>であります。特別なバックがあるわけで
もありませんし、何か財産を持っているわけでもありませんので、りゅ
う仙人にとってはホントにこの空気さんと呼吸法だけが財産なのです。
でも、こういう財産って、誰にも盗まれませんし、きっと死んでも持っ
てゆける財産だから、とっても良い財産ですよね。


suuji04
呼吸法がうまくなりますと「疲れる」という感覚は減少いたします。な
ぜなら、疲れたところに呼吸を送れば、すぐにセルフヒーリング効果が
発揮してくれますので、これはとっても便利便利であります。これだけ
でも、得がたい財産ですよね?

あなたがこの呼吸法を好きになり、こういうことを楽しく続けておりま
すと、エネルギーが自分の中で養われて、ホントに仙人仙女になれるみ
たいですよ。

しかも、何か調子が悪くて元気が無いときとか、シゴトで疲れてヘロヘ
ロになっているときでも、この呼吸法をやりますと、あ~ら不思議!に
再び元気が戻ってくるではありませんか。

疲れたからといって、おいしいもの食べたり栄養剤を飲んだとしても、
そんなものはタカが知れています。睡眠をとったからといってすぐ元気
になるわけでもないし、この呼吸法が無かったら、ホントにただただ自
然みまかせてタダのオジサンオバサンになっていってしまうんだ、と思
ったらゾっとしてしまうのです。そんなことは、絶対に考えたくないこ
とですが、ホントのことだと思いますよ。

しかし、どうしてこんなに呼吸だけでエネルギーが入ってきてくれるの
かは、それはやはり「空気の中にはカスミという栄養素があるのだ」と
いう他、わからないのです。あまり深く考える気もありませんので追求
はしませんが、昔々の中国の仙人仙女たちは、こんなことを直観的にせ
よ、よく見つけたのだなと、関心してしまいます。


suuji05
まあ、そういうりゅう仙人も、ちゃんとした師匠についたわけでもなく
17歳の時のあの体験と、あとは就職した経験もないままに今までいろい
ろな束縛世界につかまることなく生きてきて、気がついたらこのような
呼吸法で毎日を充実させている、というのですから、空気さんに感謝感
謝なのであります。

こうやって、呼吸エネルギーで作った、身体の中の<呼吸のカラダ>をど
こまで育ててゆけるかというのが、この呼吸法の楽しみであります。

身体の中の<呼吸のカラダ>が元気でヨイコに育ってゆきさえすれば、い
つまでも呼吸法で元気でいられるし、きっと好きな仕事も現役でいれる
年数も長くいられるでしょうし、なにより、この<呼吸のカラダ>さえあ
れば、美しい身体とアタマの良さと身体の軽快さは、きっといつまでも
なくならないのではないか、と思ったりいたします。

このように、呼吸法って、自分への身体への夢と希望を持てそううです
よね?

りゅう仙人も一時はダンス系の仕事をしていたりして、タレントスクー
ルの先生をやっていたりしたこともあり、やはりそういう人前に出る仕
事というのは「老化現象」が出たら「ハイ、オシマイ」の世界ですから
芸能世界やファッションモデルの世界、アスリートの世界、職業スポー
ツの世界の方々には、このような呼吸法のトレーニングは絶対におすす
めなのでございます。


suuji06
りゅう仙人は、どうしても<美>にこだわります。それは、健康よりも財
産よりも、地位よりも、権力よりも、こだわります。
りゅう仙人は性別はオトコですし、どうしてそんなに<美>にこだわるの
かといいますと、それは<美>というのは<前頭葉>で感じれるからな
のです。

美しいものを見たとき、そのとき、ただ目で見て「イイナ」と感じるの
ではなくて、前頭葉で、その美しい対象からやってくる「美し波動」を
感じるのです。

りゅう仙人にとって、なにが美しく感じれるのか?というのは、ヒトは
いろいろ好みというものがありますのであまりここでは書きませんが、
美しいものを見たとき、前頭葉でその<美>を感じるのです。

その感じたエネルギーは、脳のもっと奥にある「A10神経(エーテン
シンケイ)」にまでたどり着きますと、その<美>は「快感」に変わります。
(ここでお断りしておきますが、この快感とは性的な快感ではありません。

<美>と性的快感とはぜんぜん違うものであると思うからです。性的なも
のは本能というものですから、このお話しの中ではそこに<美>は入れた
くはないのです)

<美>がA10神経にやってまいりますと、その<美>は生きるよろこび、と
いえるような快感に変わります。その、生きるよろこびは、またエネル
ギーとなって、いろいろな有益なホルモンを発生させ、或いは免疫を高
めたり、愛を感じるエネルギーになったり、自分のオーラを美しくする
効果などがあります。


suuji07
<美>を感じることで、ヒトはいろいろな良いエネルギーを生み出すので
す。しかし老化現象が起きてくると<美>に対して鈍感になってしまいま
すので、感性の鈍感さの持ち主は>美しいホルモン>は出づらくなります
のでいつも身体の中には呼吸エネルギーが巡っていて、常に<美>を感じ
る身体でいて欲しいものであります.

りゅう仙人が通っていた美術学校の校先生からはとっても美しいオーラ
が出ておりましたが、きっとこういう<美>の効果があったのだろうと思
います。わざわざ呼吸法をやらなくても、あの校長のように<美>の達人
になれば、すでに仙人であったのかもしれません。

呼吸法をやって、<呼吸のカラダ>が育ってくると、いろいろなところか
ら<美>を感じます。なにげない生活の中から<美>を見いだせたとき、そ
の<美>が生命エネルギーとなって身体の中に循環されてまいります。
このように、<美>と<呼吸法>とは、どこかつながりがあるのです。

身体から呼吸のエネルギーが抜けてくると、だんだん<美>が抜けてくる
ような気がするのです。呼吸のエネルギーがなくなってくろと、なんだ
かもう、生きているだけで精一杯って感じもしてくるのです。

tobukumoo
いくらおカネをもっていても、いくら仕事が出来たとしても、そんな身
体からは<美>は感じません。いや、もちろん<美>を必要としない方もい
らっしゃると思いますので、あまりこの<美>ばかりを押し付けはしたく
ありませんが、<呼吸>と<美>とは、どこか深くつながっているようであ
ります。


suuji08
りゅう仙人は、小さいころ、母親が、「あのオジサンはすごいのよー。
自分で会社持ってビルまで持って、たくさんお金を持っているんだから
ー。」と言われたことがありましたが、「それがどーしたの?」と言う
言い草でしたから、根本的に価値観が違ったのかも知れません。逆に母
親に向って、「自分がそういうオトコ好きなんじゃいの?」と言い返す
くらいのコでした。

今でも、年齢には関係なく、オジサンやオバサンの<美>の無さには辟易
いたしますが、逆に考えれば、オジサンはイヤですが、オバサンに対し
てでしたら、エネルギーをお送りしたり呼吸法をお教えすることでこの
人が美しくなればなぁと思います。

小さい頃から、オンナの人からはとってもお世話になってきておりまし
たので、女性のみなさんへの「ご恩返し」は喜んでお受けしております
が、どこか男性恐怖症ですので、あまりお年のいった男性ですとダメか
も知れません。(ただし、若くて暴れん坊な男性は歓迎でございます)

身体の中にたくさんある内臓さんたちへ、各内分泌系の各部、骨の中の
あちこち、顔の表面や手の先や足の先、身体全部の皮膚や、筋肉の内部
へと、あらゆるところに呼吸のエネルギーを送っていって、そこに呼吸
が通るというのは、とても<美しい呼吸>だと思うのでございます。


suuji09
世の中の動きをりゅう仙人的な目で見ておりますと、やはり<美>に対し
て投資したり、価値を感じたり、評判を得たりするのだと思います。
この世の中は、すべてに関して<美>に対してのみ、評価を得ているよう
な感じがいたします。

これも、りゅう仙人の、美術学校の校長の影響でもありますし、17歳の
空間体験からでもあると思うのです。経済よりも、性的な欲望よりも、
やはり前頭葉で感じる<美>が、とっても価値を感じるのです。



   (今回のこの記事は下記ホームページで過去に発表されたものです)

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# by shirano-yu | 2014-07-15 07:42 | 空気と溶け合う呼吸法

■06/「内呼吸で若返りしましょう」の巻


suuji01
ではこの先、りゅう仙人がいつもおこなっている呼吸法の風景を書いて
ゆきましょう。これをお読みになって、りゅう仙人の呼吸感覚をなんと
なくこの文章から感じとってくださいませね。

まず、良い呼吸法が出来るようになるためには「目の前の空気を見る」
ことから始まります。空気を「見る」と言われると、どう思いますか?
たとえば、お蕎麦を食べるときも、ピザを食べるときも、食べるときは
その食べる相手であるお蕎麦やピザを見ながら食べますよね?
呼吸も同じで、ちゃんと空気を見て呼吸しないと、身体の中に空気の中
に含まれている微細なエネルギー粒子は入って来ないものです。

ただ空気を吸うだけで良い、というものではありません。そんなに簡単
ならば、ここまで長い長~い文章など書かなくても、「ただ空気を吸え
ば良いのですよ」とみなさんに一行お伝えすれば良いのですものね。


suuji02
りゅう仙人が17歳のときの空間体験も、このときから「空気が見える」
ようになって、今の呼吸法をおこなうときもこの体験が生かされている
のです。見えないものは信じない、というわけではないのですが、空気
を見ないで呼吸法をやる、というのはなんだか信じられないのです。

「空気を見る」ことが出来ると、なんだか空気さんの方も自分のことを
見ていてくれているような感じがしてきて、そうなりますと、目の前の
空気は「空気さん」というような呼び方となって、とっても親しいつな
がりをしてくるようになります。


pspowerspot
いつもいつも空気さんといっしょ、という気分になれることがとても大
切なのです。そうやってゆくうちに、空気さんは、りゅう仙人の身体の
内側に浸透してくる感じになるのです。それはまるで、水の中に入った
スポンジのように、自然に空気さんが皮膚全体から浸透してくるような
感じなのです。


suuji03
こうやって、自然に空気さんとひとつになります。とてもリラックスし
た感じです。でも、空気さんに意識を向けなくなると、自分と空気さん
は何だか離れていってしまうようです。自分の方から空気さんに気持ち
を向けると、ちゃんと空気さんもこちらの方に気持ちを向けてくれるよ
うな感じです。

りゅう仙人と空気さんは、このように、「相思相愛」なのであります。
呼吸法をおこなうときは、ほとんどが立った姿勢をとります。立って両
腕で空気さんを抱き入れるような形をして、立って大きな樹になったよ
うな姿勢を作ったりしますが、「カスミを食べる」ように、目の前の空
気さんを口の中に食べるようにして、飲み込むようなくわえるような食
べるような、吸い込むような、なにしろりゅう仙人にとって空気は「食
べる」ような感じでつながるのです。

この、立つ姿勢のことを<立禅>といいます。呼吸法は座っておこなって
もよろしいのですが、立つことで、何だか動物から植物へと進化したよ
うな感じもしますし、りゅう仙人は踊りをやっていた経験から、座るよ
りも立った姿勢の方が自然な感じがするからなのです。


suuji04
立った姿勢の方が、自分に入れたエネルギーが足の裏まで来やすくなり
ますし、足よりももっともっと深くなりますと、地球の中心にまで呼吸
が通るようになります。地球の中心にまで行った呼吸は、その反作用で
はね上がってきて、その反動エネルギーを再び自分の身体の中に戻せる
ようになるのです。

空気を身体の中に入れたときに一番始めに来るのは<口の中>ですが、口
の中に入った空気さんは、ややネバっぽい、濃厚な気体のような感じが
します。決して大きな口を開けて空気さんを吸い込んではいけません。

絹糸のような細い細いものを、少しずつゆっくりと吸い入れるようにし
て、口の中からおなかの下の方へと、飲み込んでゆくのです。まるでト
ロっとした蜂蜜みたいな液体をゆっくりと飲んでゆくような感じです。
そのとき意識は、目の前の空気さんと、口の中に入って来ている空気さ
んの、両方に意識をかけています。
なんて、こんなことはむずかしそうでしょ?
この文章は、これを読んで出来るためのマニュアルとして書いているの
ではないので、読んでもこのように出来なくてもいいのですよ。

先ほどにも書きましたが、呼吸法の指導は、言葉とアタマを使ってお教
えしたり学んでいただくのではなく、りゅう仙人の呼吸感覚を空間伝達
して体感していただくというスタイルをとっていますので、ただここで
は、りゅう仙人がどんな呼吸をしているのかということだけ、「風景」
として感じておいていただければよろしいのです。

口の中に入ってきた空気さんは、まずはおなかの中にゆっくりと飲み込
んでゆきます。ここは、「丹田(たんでん)」と呼ばれる、エネルギーを
集め養う場所です。ここに空気さんが蓄えられてくると、ポカポカと温
かくなってくるのです。この丹田に空気さんが集まってゆけば、ここか
ら全身にエネルギーが流れてゆくようになるのです。


suuji05
こんなことを長いことやってゆきますと、丹田から腕の方にエネルギー
が流れていったり、脚の方に流れていったり、背骨や胸や額の方にも流
れてゆくようになります。

もちろん、口の中から意識的に、好きな場所に送ることも出来ます。た
とえば、肝臓の中に送ったり、仙骨の中に送ったり、チャクラと呼ばれ
るところに送ったり、指先や足の裏に送ったり、ということが自由に出
来るのであります。

医学図鑑などを見て、いろいろな場所にエネルギーを送ることもよくや
っておりました。送られる身体の各部たちも、今まではあまり入ってこ
なかったエネルギーが来たので、よろこんでくれているみたいです。

腎臓や肝臓に送ると、その反応として一生懸命動いてくれて、まるで踊
るような波動を返してくれます。これはよく気功の世界では<自発功>と
も言われている現象で、肝臓も腎臓も血液を扱うところですが、ここが
弱っておりますと、なんだか元気が無く、そこを通過する血液さんも元
気が無いように感じられますが、呼吸エネルギーを送ってあげると、ワ
クワクしてくれている反応をくれるのであります。

特に顔に送ってあげると、なんだか良い顔になってくれるように感じま
すし、ダイエットしたいときは、横隔膜あたりに送ってあげると、その
部分の体温があがり、脂肪を燃焼してくれるようになります。脂肪を燃
焼させるには体温の上昇が必要ですが、やたら身体をムキになって動か
さなくても、この部分に呼吸を送ってあげれば、横隔膜が動いてくれて
内臓脂肪にまでその動きがつながっていってくれますので、燃焼系にな
ってくれるのです。

指先10本にも1本づつ送ってあげると、ちゃんと各指先さんはよろこん
でくれているみたいです。パソコンを使いすぎて目が疲れたらオメメさ
んにエネルギーを送ってあげます。


suuji06
身体を動かすとき、バレエのように腕を上に上げるような動きをすると
きは腕の中に、太極拳のように地を這うような動きをするときは脚と腰
にと、これから動かす場所場所にその都度エネルギーを送ってあげると
そこに電気的なものが通るみたいで、通常の筋肉とは違ったチカラで動
いてくれるようになるのです。

ボクシングをやっている人がこの呼吸法使うと、インパクトの瞬間に拳
に呼吸エネルギーを集められるようになるでしょうし、ピアノを弾く人
がこの呼吸法をやりますと、指先から鍵盤にまでエネルギーが流れてい
ってピアノと一体になり、今までになかった弾き方になると思います。

エネルギーは、自分に必要な部分に必要な時に、自由に送れるのです。
テレパシーを開発させたかったら第三の目に送ればよろしいでしょうし
若返りホルモンを出したかったら松果体に送ったりするとメラトニンと
いう成長ホルモンもたくさん出るかも知れません。性エネルギーホルモ
が分泌するようにエネルギーを送れば、きっと全身魅力あふれる人にな
るでしょうし、背骨の内部に送ればいろいろな神経が敏感になりますの
で、なにか神秘的なチカラが目覚めるかも知れません。


suuji07
りゅう仙人はここでは<呼吸法デザイナー>という役を演じております。
それは、いらしたおひとりおひとりに合わせて、必要なエネルギーを調
達するための呼吸法をデザインする役目を仰せつかっております。
どんなエネルギーをデザインするのかというのは、その人の必要性に応
じておこなっているのです。

呼吸法を日々マジメにやってゆきますと、身体全体に、まるで袋の中に
何かを詰め込むように、空気さんエネルギーを身体に蓄えてゆく感覚が
わかってきます。

ただ、大切なことは、いつも「空気さんといっしょ」の気持ちを忘れな
いことです。これを無視しますと、まるでパンタグラフが落ちてしまっ
た電車のように、活動が停止してしまうからです。

目の前の空気さんとは、まるでプラグをコンセントに入れているような
つながりなのです。プラグを抜いてしまうと止まってしまいまね。
間の前の空気さんは、ホントにエネルギーの宝庫のような存在ですが、
それも<つながる>という意識があるからそうなるのです。


suuji08
そのことを忘れないで、りゅう仙人は毎日呼吸法をやっているのです。
身体の中にエネルギーが入るようになりますと、だんだんとそのエネル
ギーがふくらんでくるような感じになります。でも、調子が悪いときの
自分の呼吸をみると、身体の中の空気さんエネルギーがしぼんでいるよ
うなときもあります。

それはまるで、ボールの中の空気と同じです。ですから、エネルギーが
すりへっていて調子が悪いときは空気さんエネルギーをたくさん採り入
れるよにしますと、またすぐ元気になってきます。

このように見ていますと、身体って、ホントにゲンキンだなーと、思う
のです。ちょっと元気が無くても、少し呼吸を入れることで、エネルギ
ーが身体の中でふくらんで来るからです。

一体、、身体って、どのような仕組みで動くのでしょうね?と思ってし
まいます。怖いことを考えてしまうと、もしこのまま身体の中に呼吸を
入れてあげなかったら、一体どうなってしまうのでしょうか?というこ
とです。

そのまま老化現象を送ってしまい、「ソレマデ!」になってしまうので
しょうか?考えてみると怖いことです。


suuji09
このように、そのたびそのたび呼吸を入れることによって身体が元気に
なるのを<プチ若返り>とも呼んでおります。
呼吸を入れて、身体の中の空気さんが元気になるとエネルギーは身体の
中でほわ~~んと拡がろうとして、地面から身体が浮き上がって来てく
れるような感じになります。元気の落ちたときは身体が地面に落ちて居
ついてしまっているのです。

そんなときは歩いていても身体は軽いですし、踊りの動きをしてみても
自由に身体が動いてくれます。
その拡がりが、身体の大きさを超えて、皮膚全体から外界にまで広がる
ようになりますと、その状態を<オーラ>と呼ばれるものになるのです。

「あの人はオーラがある」というような言い方をしますが、きっとこの
状態なのす。そういう人は、きっと空気さんがその人を守っていてくれ
ているのす。

芸能人でも、この<オーラ>がなくなることは人気がなくなる意味を言い
ます。人はみんな、肉眼では見ることは出来ないけれど、この<オーラ>
を感覚で感じているのです。

空気さんと仲良くなれば、あなたの<オーラ>も美しくなります。身体の
中のエネルギーが大きくひろがってゆくと、それが外界にまで広がり、
みんなの前で光っているようになってゆくことでしょう。


suuji10
この<オーラ>だけは、サプリや整形では手に入れられないものだと思い
ます。りゅう仙人は踊りの仕事を引退してから、とあるタレントスクー
ルの講師をしておりましたが、スクールに応募してくるときのオーディ
ションにも先生役で立ち会いましたが、整形した人も多かったですが、
だからといって<オーラ>までは美しくならないというのが実情です。

心さえ良ければ<オーラ>が光る、というものでもないので、どうもこれ
は人格とは関係のない、その人の持ち合わせているエネルギーチャンネ
ルと関係しているのでしょう。

芸能人のもつオーラと、ダンサーのもつオーラと、政治家のもつオーラ
と、ミュージシャンのもつオーラと、アスリートのもつオーラとは、そ
れぞれ違うものでしょうね。

そのあたりは、おひとりおひとりと出会いながら、エネルギーデザイン
をしてゆくのがとっても楽しみであるのです。しかし、どんな方がいら
しても、やはり、若返り・老化現象対策・美しいオーラ・美しく動く身
体づくり・ダイエット・ヒーリング、というのは共通項目であります。



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          あなたの想いの奥をリーディングしてお答えいたします
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                      し ら の ゆ き ひ と
                          

# by shirano-yu | 2014-07-14 07:50 | 空気と溶け合う呼吸法

いきなり外の世界に心を向けようとしないで、いったん自分の脳の中に入りましょう。そこには自由で思い通りの世界があります。まず自分の脳の中に入って、そこからあらためてコントロールをするという手もありますから。


by りゅう